頚椎椎間板ヘルニアの注意点・予防法

頚椎椎間板ヘルニア/知っておきたいこと
注意点・予防について!

予防法・注意点!

×やってはいけないこと!
◆痛みが強いときの、マッサージ、指圧、整体、間欠電動牽引
 却って痛みが悪化します。

◆首を反らす(天井を見るような)動作
 頚部脊髄症の人は首を強く反らすと脊髄の圧迫が強くなり症状が悪化します。
 脊髄圧迫がない人でも中高年の人は注意が必要です。

◆長時間の同一姿勢や動作
パソコンに長時間向かうことで、肩~腕~指の特定の筋肉が疲労します。30分以上連続してやらない。合間にストレッチをして筋肉の疲労をほぐしましょう。時々遠くを見るように。眼精疲労も肩こりの原因となります。

◆痛みが強くなる動作
痛んでいる神経をさらに痛めます。

◆精神的なストレス
 頚部(首)、肩の痛みで現れることがあります。

痛みには波があり、良くなったり悪くなったりします。

◎やって良いこと!
◆仕事の合間にストレッチをして、首~肩の筋肉を伸ばして筋肉の緊張をほぐしましょう。
肩~肩甲骨の筋肉を動かす。
肩に手の指を置いて行うとやり易いです。肘で円を描くように回す。(前から、後ろから)
両手を前に伸ばしで組んで、背中を丸めて肩甲骨を広げる。
両手を後ろで組んで、胸を開いて肩甲骨を縮める。
水泳のクロール・平泳ぎ、の要領で肩を大きく動かす。

◆暖かくして血行を良くします。リラックスして、筋肉をほぐしましょう。
お風呂、温泉、ホットパックなど有効です。

◆軽いスポーツやウオーキング、水中歩行など
適度に体を動かしていると気分転換になり痛みを忘れます。
筋力が低下しないために、少しづつでも行いましょう。
※運動法は、体調や医師の診断により個人差があります

◆自分に合った枕
 枕の高さは個人差があるので、自分が一番良く眠れる高さのものを選びましょう。
 タオルなどを重ねて高さを微調整するのも良いでしょう。

◆急性期や痛みの強い時は無理をせず、一番痛みの少ない姿勢で安静にする。
 落ち着いたら、なるべく体を動かすように。

◆痛みはストレスやその日の天候によっても左右されます。梅雨時や冬の寒い時期も痛みや痺れを強く感じます。

◆体調が良いと治ったと勘違いしてしまいますが、体調が良い日と悪い日を自分の体で知って、自分の限界を超えないようにしましょう。


脊髄症の人は転んだり、頭を強く打ったりすると悪化します。
転倒の危険性のあるスポーツは麻痺になる可能性が大きい為、要注意です!




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※整形外科医師(日本脊椎脊髄病学会指導医)による参考資料を基に作成しています