辰巳櫓ともいわれ、創建当時の姿を伝えるもので、鬼瓦などに 葵の紋が見られます |
天守閣の南、本丸のほぼ中央に建てられた書院造の大建築で、日常は将軍などが上洛する時の宿舎にあてられたりする以外には使用されませんでした。この御殿は二条城の二之丸御殿と並んで書院建築の双璧であり、第二次大戦で焼失したことは誠に惜しまれます。 |
未甲櫓ともいわれ、屋根二層、内部三階の櫓。 西、南両面には軍事用の「石落し」を張り出して屋根を付けています 濃尾大地震で石垣と共に崩壊したが、宮内省によって修復され、鬼瓦などに 菊花紋が見られます。 |
軒桁に30cm余りの槍の穂先を並べ、忍返しとして使われたもので 天守閣と小天守閣とを連絡する橋台の西面や不明門北側に見られます |