腸腰筋を鍛えよう!
大腰筋と腸骨筋
■腸腰筋とは? | |
腸腰筋は、体の奥にある深部筋郡の 大腰筋 と 腸骨筋 |
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★大腰筋 背骨と両足の付け根を結ぶ筋肉 ★腸骨筋 骨盤と足の付け根を結ぶ筋肉腸腰筋は、体の奥にある深部筋郡の大腰筋と腸骨筋のことです。 ★大腰筋と腸骨筋の役割 太ももを上げたり、背骨の自然なS字の湾曲を支え、お尻の筋肉を引き上げます。骨盤の位置を正常に保ちます。 ★大腰筋と腸骨筋が衰えると 太ももを上げにくくなるため、躓きやすく、転びやすくなる。高齢者が転倒して骨折する危険性が高くなります。寝たきりや要介護になる原因にも。この筋肉は加齢と共に衰えてきます。70歳代では20歳代の約50%まで減少。 筋肉量が減少すると基礎代謝量(消費エネルギー)が低下し、肥満の原因となる。 骨盤が歪み内蔵が下がり、神経や血管が圧迫され、血行不良、むくみ、冷え性、便秘にもなりやすい。 骨盤が後傾し、腹筋背筋の緩み・猫背になりやすい。腰痛の原因にもなります。 筋トレをすることによって筋肉量を増やすことができます。 ※この筋肉はウオーキングだけでは鍛えられない! ■大腰筋エクササイズ ①立位で背筋を伸ばして、太ももを床と平行になるくらいに上げる。20回位 ②仰向けに寝て、両膝を立て、息を吐きながら両足をゆっくり上げる。真っ直ぐ伸ばしたら5秒間止める。10回 ③仰向けに寝て、膝を伸ばしたまま、左右交互に足を下方に踏み出す。骨盤を動かす要領で。左右1セットを20セット 大腰筋エクササイズを日常の動作の中で自然に行っているのが、階段の上りです。 なるべく階段を上って、エレベーターやエスカレーターは下りのみ利用しましよう! |
(健康運動指導士 パーソナルトレーナーの指導により作成しています)