名古屋城お堀のコブハクチョウを紹介しています。名城公園おふけ池で誕生したオスのコブ白鳥が名古屋城のお堀に飛んできて、お堀で誕生したメスとカップルになりました。コブハクチョウのヒナの誕生を市民のみなさんが温かく見守っていました。けれど… | |
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コブハクチョウって?(コブ白鳥)(クリック) 交尾、産卵の画像など・・・ |
2008年春、名古屋城お堀にいるコブハクチョウは2羽になってしまいました。 2010年夏頃、オス1羽だけとなりました。 |
★2012年名古屋城お堀のコブハクチョウ★ 2月2日 名古屋に積雪15cmの雪が降りました。1羽だけになったコブハクチョウの様子を見に行くと、左側からちょうどコブハクチョウが飛んできました。慌ててカメラを向けたけれど、時遅し…シャッターチャンスを逃がしてしまいました。あっという間に着水です。 時々、名古屋城お堀からお堀の前の名城公園内にあるおふけ池に飛んで行くそうです。名城公園のおふけ池はこのコブハクチョウの生まれ故郷であり、おふけ池から名古屋城のお堀に自ら飛んで来たことからも記憶にあるのでしょうね?迷うことなく池に行ってまたお堀に戻って来るようです。 冬の寒い季節はとても元気で羽の状態も良く、ツヤがあり美しくて容姿端麗なのです。 ![]() 左方向から飛んできて西北隅櫓前で着水。この後Uターンして天守閣前を過ぎてお堀の東へとパトロール。 ゆったり泳いでいるように見えるけれど、ユリカモメ、カモ、シラサギ、アオサギなどがこの時期には沢山いるので、 羽を膨らませて威嚇しています。 |
★2011年名古屋城お堀のコブハクチョウ★ このお堀のコブハクチョウは、ついにオス1羽だけとなってしまいました。 2010年、産卵・抱卵したものの雛の誕生には至りませんでした。 その後、2羽がお堀で泳いでいるのを何度も見かけたのだけど、6月の中旬頃に2羽を確認したのを最後に、 それ以降メスのコブハクチョウを見なくなりました。例年、3月下旬は産卵の季節です。 時折メスを探しているかのような行動をとっているようにも感じられます。 普段はあまり飛ぶことはないけれど、この季節になるとお堀の遠くまで飛んで移動。羽を大きく膨らませてカモなどを威嚇しながら広範囲にパトロールする行為は、まさに繁殖期に見られるナワバリを守る行動と思われます。 ![]() ![]() メスがいなくなって寂しげなオス 羽を大きく膨らませて威嚇 |
★2010年名古屋城お堀のコブハクチョウ★ 名古屋城お堀の東、石垣の下あたりの枯れ草の茂みに産卵したもよう! 3月19日と20日、巣らしき場所にじっとしている白鳥を見ました。昨年とは別の場所です。卵は確認できませんでした。 オス・メス共に巣から離れることもあり、水中で交尾します。産卵はまだしばらく続きそう。最終的に7〜8個産卵します。 20日、巣から離れた白鳥を見ていたら、偶然、交尾に出くわしました。^^;
4月12日、卵を6個確認したとの情報をいただきました。 しかし、5月18日になってもまだ卵を温めていました。やはりもう今年もダメですね。 この2羽のコブハクチョウがカップルになってから5年前に初めて営巣・産卵。 以来、毎年産卵するもののまだ一度もヒナが誕生していないです。 原因は何なのでしょう??? |
★2009年名古屋城お堀のコブハクチョウ★ 3月下旬、昨年と同じ場所に昨年と同じコブハクチョウが産卵しました。 3月21日か23日、巣に3個の卵があったそうです。 4月13日には7個の卵を確認しました。 順調にいけば5月の連休明けにはヒナが誕生するのですが… ![]() ![]() ![]() 4月13日 左=卵を抱くメス(手前)と交代するために戻ってきたオス 中央=立ち上がってエサを食べに出て行くメス(手前) 右=メスの留守中、卵をいとおしく眺めるオス、時折卵を返します。 オスが卵を抱くこともあります。 7個あった卵が減ってしまいました。 5月8日、メスが立ち上がった瞬間に2個の卵を確認しましたが、その後とうとう1個になってしまいました。 21日、孵化するはずの予定日はとっくに過ぎてしまっているのに、それでも残った1個の卵をまだ抱いていました。 23日、オス・メス共に巣から離れて、天守閣に近いあたりを泳いでいたとの情報をいただきました。 (いまともさん、ありがとうございました。) 25日、巣には卵がありませんでした。オスもメスも遠くに離れていたようでした。 26日、お堀の西の端っこで2羽が草を食べているのを発見しました。 今年もヒナは誕生しませんでした。 減ってしまった卵は、人間が持っていったとの噂も… 何年か前に実際に盗んでいく人物を目撃したという人もいたり… いったい何のために持ち去るの? そんな人がいるなんて、絶対に信じたくありません! ☆=====☆=====☆=====☆=====☆=====☆=====☆=====☆=====☆
*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----* 名古屋城お堀で、コブハクチョウのヒナが誕生するのを市民のみなさんが待ち望んでいます。 しかし、毎年産卵するものの、2003年以来ヒナは誕生していません。2003年のヒナはわずか1ヶ月余の命でした。 2000年5月に名城公園おふけ池で誕生したヒナは、市民の方々が産卵場所を作ってあげたそうです。 その甲斐あってみなさんが見守る中、無事に5羽のヒナが誕生しました。(1羽は直後死亡) 一方で、コブハクチョウは要らないという声も噂で聞きました。それは、公園を管理している側からなのだそうですが… そうだとしたら、とても残念でなりません。 *----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----* |
★2008年お堀東のコブ白鳥★ 昨年まで、名古屋城のお堀の東と西に2組のコブハクチョウのカップルがいました。 毎年産卵はするものの、ここ数年はヒナの誕生は見ることができませんでした。 今年は、東にいるカップルがいなくなってしまいました。西のオスと縄張り争いで敗れたのだそうです。 勝った西のカップルが東に巣を作ったのです。この産卵場所は、人が往来する目の前です。 ![]() 手前がオスで向こう側がメスです。08/05/09 通常はメスが卵を抱いていますが、時々オスと交代してエサを食べに行きます。 オスはメスの留守中卵を見守っています。 十分エサを食べて巣に戻ってきたメスとこの後交代しました。 3月25日に1個産卵、その後4月1日までに計6個産卵したそうです。 卵は4月下旬に6個確認しましたが、この日は(5月9日)どうも、3個しか見えなかったようです。 5月18日もまだ卵を抱いていましたが、19日に卵は取り払われました。 もう何年もヒナが誕生しません。このコブハクチョウは7歳と8歳の期待のカップルです。 ![]() 4月下旬、卵6個を確認 |
★2006年春のコブ白鳥★![]() お堀東、 2個の卵を確認 残念ながらヒナは誕生しませんでした。 クリック |
2004年に縄張り争いで破れて1羽死んでしまい、1羽は瀕死の重症。捕獲され、管理事務所内池に保護されました。 お堀に戻りたかったのでしょう、脱走してお堀に落ちたそうです。再度捕獲して管理事務所内の小屋に保護されました。 しかしもう二度とお堀に戻ることはできません。このコブ白鳥は一旦弱ってしまうと徹底的に致命傷を負うまで、つまり、 死んでしまうまで別のコブ白鳥に攻撃されてしまうのです。特に繁殖〜子育てのこの時期の攻撃は凄まじい! 重症を負ったコブ白鳥もかつてはどれだけのコブ白鳥を同じ目に遭わせてきたことか・・・・ このお堀内では、なるべく自然の環境・自然淘汰に任せているそうで、至れり尽くせりの過保護はしないのだそうです。
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ひたむきに卵を抱き続ける白鳥。しかし… ![]() |
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↑クリックしてご覧ください。 2002年3月下旬名古屋城のお堀で2組のコブハクチョウが産卵しました。 1組は残念ながら卵は孵りませんでした。 1組は2羽のヒナが誕生しました。しかし・・・ |
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お堀では2001年5月コブハクチョウのヒナ3羽誕生 ヒナが成長し、1羽は飛んで地上に落ち、怪我の治療後お堀に戻されましたがまもなく死亡!もう1羽は1キロほど離れた路上で死んでいるのを発見されました。この白鳥が飛び立つのを目撃しましたが帰ってこなかったので心配していましたが残念です!!どうも降りるのがあまり上手くないようです。羽を切って飼育・管理されている所もあるようですが、それが果して白鳥たちにとって幸せなのかどうかはわかりませんね? |
★ K.S さん★
ご紹介しています写真は、アマチュア写真家 K.Sさんの撮影によるものが多数あります。
(ご本人のご希望によりK.Sさんとさせていただいております)
K.Sさんは毎日名城公園のコブ白鳥を観察し、撮影されていらっしゃいます。
特に飛び立つ白鳥に魅せられて何時間も粘り強く待ち続け、飛び立つ瞬間や
空中に舞うコブ白鳥を数多く撮影されています。
ならばと、私もしばらく待ってはみたものの滅多に飛ぶものでもなく、ものの一時間で
挫折してしまいました。 それでも私にとって一時間待ちは記録的ですが…(^_^;)
たとえこの目で見ることが出来たとしても素早く飛び立つ白鳥をうまく撮影するのは至難の技です。
あらためてK.Sさんの粘り強い熱意と撮影技術に感服です!m(_ _)m サイト管理者:楽楽