急性腰痛「ぎっくり腰」の原因と対処法

腰痛には急に強い痛みで動けなくなる急性腰痛と、
強弱はあるがいつも痛みを感じる慢性腰痛があります。
急性腰痛はギックリ腰・・・ともいわれますが、原因は様々です。



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● 急性腰痛とは?
急性腰痛は
・ある瞬間に腰がギクッと痛む。最初は動くことができるが、だんだん痛みで動けなくなる。
慢性腰痛は
・いつもドーンと腰が痛い、重い。痛みは天候、体調、気分によって強くなったり軽くなったりする。

● 急性腰痛が起こる場所は?
ここ!と特定できないことが多い。
・腰の筋肉、椎間関節、椎間板などに分布している神経が刺激されて起こる?
・骨粗しょう症のため背骨が潰れて起こる。

● 急性腰痛になりやすい人は?
急性腰痛患者に20歳未満は殆どいない!
・ 30歳以上の椎間板、椎間関節に加齢現象が始まった人
・ 過去に急性腰痛を経験したことがある人
・ 不良姿勢での仕事、長時間同じ姿勢で仕事を続ける人
・ 骨粗しょう症で脊椎が脆くなっている高齢の人

● 急性腰痛の痛みの特徴
次のような特徴があります
・洗面などで無意識に体を前屈したり、体を捻ったり、中腰で重量物を持ち上げた時などに起きる
・最初はギクッと痛くなるが動こうと思えば動ける程度の痛み
・動けても体の前屈・後屈はできない
・無理に動き続けると痛みが強くなり動けなくなる
・2〜3日安静にすると嘘のように痛みが楽になる
・普通は腰痛のみだが坐骨神経痛を伴う人もある

神経根に圧迫がない人=腰痛のみ   
ヘルニアなどで神経根に圧迫がある人=腰痛 + 坐骨神経痛
骨粗しょう症の圧迫骨折=骨折部位よりも下の腰痛

● 急性腰痛の診断
発症のしかたで診断することが多い
・ 圧迫骨折外はX線写真やMRIなどで痛みの原因部位を特定することは困難
   (急性腰痛を起こす前と後のX線はほとんど変化なし)

● 自分でできる急性腰痛の治療
まず安静に
・ 安静臥床(楽な姿勢で横になっている)
・ コルセットをつけたりさらしを体に巻くと楽になる(腹筋の手助けをする)
・ 湿布は温・冷どちらでもよい。(気持ちが良いと感じるものを使用) ただし直後は冷湿布で冷やす
・ 腰痛だけなら鎮痛剤を使ってもよい
・ストレッチや運動療法は強い痛みが退いてから行う。少なくとも歩行が困難でなくなってからが安全

● 医師に相談した方が良い場合
我慢しないで医師に相談する
・ 2〜3日安静にしても良くならない場合
・ どんどん痛みが強くなるとき
・ 臀部〜下肢に痛みや痺れが走るとき
・ 下肢(特に足首や母趾)に力が入らないとき、感覚がわからないとき
・ 尿意・便意がわからないとき

● 絶対にやってはいけないこと
・ 痛みが強いのに我慢して仕事を続けること、無理して動くこと
・ ギクッとなったその日(直後)に指圧、整体、マッサージを受けること。受ける場合は強い痛みが退いてからにする

● 急性腰痛は癖になるの?
・ 椎間板変性のある人は再発の可能性大!
   椎間板変性はいつも負担がかかる椎間板から進行する(特に第4-5腰椎間に多い)
・ 急性腰痛をよく起こす人は特定の椎間板にいつも負担がかかっている可能性がある

● 急性腰痛の予防
・ 普段から腰椎の柔軟性、筋力を保つ
・ 極力中腰の姿勢を避ける
・ 物を持ち上げるときは重量挙げの姿勢で(下に置いてある物はしゃがんで手前に引き寄せてから)
・ 仕事の時だけコルセットをつけるなど・・腹筋・背筋が弱くなるので頼り過ぎない




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*整形外科医師による参考資料を基に作成しております。