☆2004年お堀東☆

今年もお堀東の隅っこで産卵。


手前の植物が短く刈り込んであるため、よく見えました。

3月中旬、巣作り。3月27日2個の卵を確認。
この白鳥はオス。 この時期はオスとメスが交代で卵を抱きます。
枯れ草をかぶせて卵を隠し、しばらくの間留守に・・・
この時期はまだ巣を離れることもしばしば。


5月初旬に卵が孵ります。
2003年は残念ながらヒナは孵りませんでした。
今年はかわいいヒナが見られるかな?


時々、卵をひっくり返してまんべんなく温めるようです。タイミングが良いと卵を見ることができま〜す。
卵の数は増えていました。 この白鳥はメス。 産卵が終わると卵を抱くのは専らメスの役割です。
オスはというと、縄張りの見回りのお仕事に出かけて留守です。時々巣に戻ってメスと交代。 4月初め。


 
 
 
見えにくいけれど、通常の大きさの卵2個と、その半分にも満たない小さな卵が3個で計5個です。
毎年観察している方によると、こんな小さな卵は初めて見たそうです。 4月20日


オスと交代して餌を食べに出て戻ってきたところ。
手前がメス。  5月8日
 
メスが十分に水気を切ったのを見届けてから
またオスが出かけていきました。
卵を裏返してっと! どっこいしょ!しゃがんだ途端、人が近くに
現れたので羽を膨らませて少し怒っている様子。

卵の色が黒っぽくなっていました。今年は卵は5個ですが、大きさにばらつきがあり上手く孵るかどうか・・・?
いよいよ秒読みの段階にまできました。   5月8日





今年もどうやら無精卵?または上手く育たなかったのでしょうか?
まだ卵を大事そうに抱いていました。    5月15日
その後も見に行ってますが、変わらずじっと抱いています。痩せて羽はボロボロになっていました。
ハエが群がっていたのでおそらくもう腐敗しているのでしょう。
卵がある限りいつまでもいつまでも抱いているのかもしれません。



一方、お堀西の白鳥も産卵したらしいのですが、やはりヒナを見られませんでした。

繁殖環境は厳しいようです。

昨年また一羽死んで、お堀にいる白鳥は現在6羽となってしまいました。



お堀の中央にいる白鳥

一年ほど前にカップルとなった二世誕生の期待の星☆
東の白鳥から追われ、西の白鳥からも追われ、産卵場所は未だ確保出来ない!
4歳のオスは威嚇のポーズをとるようになったが、権力闘争まで至らない。
この2羽は、羽の状態は良く、追われると飛んで逃げることができる。
名城公園池からお堀に飛んできた4歳のオス お堀東で誕生した3歳のメス




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